すなわち、「多少は面白い例」の序列を順序数で表すと0<1<2<・・・<ω<ω+1<ω+2<・・・となる。
さらに複雑な構造の塔にはもっと大きな順序数が対応する。順序数は、以下のように並ぶ: 0<1<2<・・・<ω<ω+1<ω+2<・・・<ω×2<ω×2+1<・・・<ω×3<・・・・・・<ω^2<ω^2+1<・・・<ω^2+ω<・・・・・・<ω^2×2<・・・・・・<ω^3<・・・・・・・・・・ もちろんω^3より大きな順序数もたくさんある。 ===第2節 第3節 塔の強さ===
塔自体の強さも順序数で表すことができる。すなわち、塔自体の強さは「その塔にいるどのモンスターよりも強い」と考える。
例えば、「つまらない例」の塔の強さはωであり、「多少は面白い例」の塔の強さはω+1,ω+2,・・・のどれよりも大きい順序数ω+ω=ω×2である。
第1章の最後に紹介した「シンタックスシュガーを用いた別の例」の塔の強さは、ω^2に達する。
==第3章 非可算順序数==