第2正規形には、主キーの概念を必要とする。
関係表が'''第2正規形'''であるとは、全ての関係スキーマの元が、主キーの元であるか、もしくは「主キーに関数従属するが、主キーのどの真部分集合にも関数従属しない」ことである。であるとは、第1正規形であって、かつ全ての関係スキーマの元が、主キーの元であるか、もしくは「主キーに関数従属するが、主キーのどの真部分集合にも関数従属しない」ことである。
たとえば、関係スキーマが\( \underline{X}, \underline{Y}, F, G, H \)であり、各タプルが\( \{ x_i, y_j, f(y_j), g(x_i, y_j), h(x_i, y_j) \} \)で与えられるような関係表が存在するとき、\( F \)が\( \{ Y \} \)に関数従属するため第2正規形ではない。
===第3正規形===
関係表が'''第3正規形'''であるとは、第2正規形であって、かつ関係スキーマの任意の互いに交わらないどれもが空でない部分集合\( A, B, C \)が、「\( C \)は\( B \)に関数従属し、かつ\( B \)は\( A \)に関数従属する」という条件を満たさないことである。
===ボイス・コッド正規形===