ガラパゴ数学は既存の数学とは異なる思考体系を持つことに注意されたい。
==数==
* $$\mathrm{0}$$ より $$\mathrm{P}$$ によって指し示される座標を '''+1''' とラベリングする。
混同の恐れがない限り、座標の +1 は単に 1 と略すことができる。
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===量標変換===
「基準座標(原点) $$\mathrm{0}$$ が同一で、基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ の異なる座標系 A と B に対する量標変換」に該当する主な演算は'''乗除算'''であり、以下の2つに分類される。
'''乗算'''(掛け算)
:A における 量標 a が B における 基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ に一致するとき、B における 量標 b は A における 量標 a×b
'''除算'''(割り算)
:A における 量標 a が B における 量標 b に一致するとき、B における 基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ は A における 量 a÷b
===座標変換===
:A における 座標 a が B における 座標 b に一致するとき、B における 基準座標(原点) $$\mathrm{0}$$ は A における 座標 a-b
===量標変換===
「基準座標(原点) $$\mathrm{0}$$ が同一で、基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ の異なる座標系 A と B に対する量標変換」に該当する主な演算は'''乗除算'''であり、以下の2つに分類される。
'''乗算'''(掛け算)
:A における 量標 a が B における 基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ に一致するとき、B における 量標 b は A における 量標 a×b
'''除算'''(割り算)
:A における 量標 a が B における 量標 b に一致するとき、B における 基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ は A における 量 a÷b
乗除算と加減算を合わせて'''四則演算'''と呼ぶ。
例えば、加減算は直線の並進対称性である。「直線をどれだけ動かすか」を1つ指定しこれを a とすると、これは既存の数学では直線の持つ対称性の1つとなる。ガラパゴ数学では動かす前と後の直線を f(x)=a+x という関係性で同一視し、これを足し算とみなす。
==関連項目==