* 同一のオブジェクト上に定められた基準 $$\mathrm{P}$$ と $$\mathrm{0}$$ によってそのオブジェクトの座標系を一意に定める。
===標準座標系===
標準座標系とは、$$\mathrm{P}$$ の大きさが1次元(1階)である場合の座標系(実数、複素数、多元数などで表現可能な座標系)である。
この座標系において
* $$\mathrm{P}$$ の大きさ(絶対値)を '''1''' とする。
==演算==
基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ と 基準座標(原点) $$\mathrm{0}$$ の両者が一意に定まると座標系も一意に定まり、どちらか一方でも異なれば座標系も異なる。このことは、同一のオブジェクト上に異なる複数の座標系を想定可能であることを意味している。そのような異なる座標系においてそれぞれの座標を相互に変換(翻訳あるいは新規ラベリング)するプロセスを '''演算''' と呼ぶ。
{| class="wikitable"
| style="text-align:center" | アフィン変換
|}
===量標変換===
'''除算'''(割り算)
:A における 量標 a が B における 量標 b に一致するとき、B における 基準量標(基底) $$\mathrm{P}$$ は A における 量 a÷b
===座標変換===