a階のモンスターのインクリメントパラメータが以下であるとする (aは任意の文字列):
# もしa="S"+bと書けるなら、trueである。bと書けるなら、trueである。ただし、+は文字列の連結である。
# もしa="0"なら、falseである。
# 上記のどちらでもないなら、falseである。
下2つのケースはまとめられそうだが、2.は正常系の境界値、3.は異常系というお気持ちがあるため別にしている。
[これを整数で書き直す]このとき、この塔に付随する巨大関数f(α,n)はf(α,n)=n+(αの先頭に並ぶSの数)である。 これ自体は大きくないが、文字列を使うことでさらに複雑な構造(特にnの2次以上の項を伴う場合)が直感的に書けるというメリットがある。 この塔をシンタックスシュガーを用いずに定義する場合は、次のように書ける。 a階のモンスターのリダイレクト規則が以下であるとする (aは正の自然数):# もしa=83×256^n+bと書けるなら、b階にリダイレクトする。ただし、nは0以上の自然数、bはb<256^nを満たす自然数である。# もしa=48なら、0階にリダイレクトする。# 上記のどちらでもないなら、0階にリダイレクトする。 a階のモンスターのインクリメントパラメータが以下であるとする (aは任意の文字列):# もしa=83×256^n+bと書けるなら、trueである。ただし、nは0以上の自然数、bはb<256^nを満たす自然数である。# もしa=48なら、falseである。# 上記のどちらでもないなら、falseである。
==第2章 無限==