1,132 バイト追加,
2020年10月24日 (土) 14:24 '''十進接頭辞'''(じゅっしんせっとうじ)とは、単位に10の冪乗を乗じたものを表す接頭辞である。
==経緯==
本来キロ、メガ、ギガなどの接頭辞は10の冪乗を表すものであったが、ITの発達によりこれらが2の冪乗を表すことにも使われるようになった。
IEC 60027-2では2の冪乗専用の接頭辞(キビ、メビ、ギビなど)が規定された。しかし、10の冪乗専用の接頭辞は規定されていないため、1000の意味でキロを用いたい場合に1024と解釈される恐れはなくならなかった。
そこで、[[Nayuta Ito]]が10の冪乗専用の接頭辞を提唱した。
==接頭辞==
接頭辞は全て、2進接頭辞のビ(bi)をコ(co)に変えたものである。
kc(キコ) = 1 000 = 10^3
Mc(メコ) = 1 000 000 = 10^6
Gc(ギコ) = 1 000 000 000 = 10^9
Tc(テコ) = 1 000 000 000 000 = 10^12
Pc(ペコ) = 1 000 000 000 000 000 = 10^15
Ec(エクスコ) = 1 000 000 000 000 000 000 = 10^18
Zc(ゼコ) = 1 000 000 000 000 000 000 000 = 10^21
Yc(ヨコ) = 1 000 000 000 000 000 000 000 000 = 10^24