\( n \)をカウンターの値とする。
基本列とは「いい感じのリダイレクト規則」である。基本列とはいい感じのリダイレクト規則である。
例えば、ω×2のリダイレクト規則として\( n \)を採用した場合、\( n \)がいくら大きくてもω以上の順序数に行くことはなく、ω2の強さが「生かし切れていない」といえる。
一方、ω×2のリダイレクト規則として\( \omega + n \)を採用した場合、ω×2以下のどんな順序数に対しても、\( n \)を大きくすればそれより大きな順序数に行く。
このように、「強さを生かし切れたリダイレクト規則」を基本列と呼ぶ。
順序数の表現(正確にはカントール標準形というものである)が・・・+ω^aであるとき、その基本列は・・・+ω^(a-1)×nとすることが多い(正確にはワイナー階層というものである)。
==第3章 非可算順序数==