電磁気の方程式とは、大学入試と「物理」において、電場や磁場の振る舞いを記述する手段である。
大学入試と「物理」ではマクスウェル方程式を元とした次の3つの式で表される。 \begin{eqnarray*} \newcommand{\bm}[1]{\boldsymbol{#1}} \displaystyle \int_S \bm{D}\cdot d\bm{s} &=& Q\\ \displaystyle -\frac d{dt}\int_S \bm{B}\cdot d\bm{s} &=& V\\ \displaystyle \oint_S \bm{H}\cdot d\bm{s} &=& I \end{eqnarray*}
各式の文字の意味することや解説は以下の項で解説する。
解説
- 電荷と電束の関係
- 磁束と電位の関係
- 磁場と電流の関係
補足
磁束の振る舞いについては次の式が成り立つ。 \[\int_S \bm{B}\cdot d\bm{s}=0\] すなわち、磁束の湧き出しが0である。
しかしながら、これを実践上で意識することは少ないため上の解説では省略している。