「回路の方程式」の版間の差分

2020年4月20日 (月) 23:11時点における最新版

大学入試と「物理」において回路の方程式とは、回路の状態を表す手段の呼び名である。

\[\newcommand{\bm}[1]{\boldsymbol{#1}} \]

電荷保存を表している。 \[\div \bm\rho =0\] $$\bm\rho$$ は電流密度である。電荷が無から発生することはないとし、また、時間変化を考えると、電流はある任意の点において、入ってくる電流の和と出ていく電流の和は等しいといえる。

ファラデーの法則を用いる。 \[\oint \bm E\cdot d\bm s =0\] $$E$$ は電場である。任意の閉回路をとり電位差を足し合わせると0になる。すなわち、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなる。

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 ==第一法則==
 電荷保存を表している。
-\[\div \rho =0\]
+\[\div \bm\rho =0\]
-$$\rho$$ は電流密度である。
+$$\bm\rho$$ は電流密度である。
 電荷が無から発生することはないとし、また、時間変化を考えると、電流はある任意の点において、入ってくる電流の和と出ていく電流の和は等しいといえる。
 ==第二法則==
-電位の性質を用いる。
+ファラデーの法則を用いる。
-\[\oint V =0\]
+\[\oint \bm E\cdot d\bm s =0\]
+$$E$$ は電場である。
 任意の閉回路をとり電位差を足し合わせると0になる。
 すなわち、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなる。