「回路の方程式」の版間の差分
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電荷保存を表している。 | 電荷保存を表している。 | ||
− | \[\div \rho =0\] | + | \[\div \bm\rho =0\] |
− | $$\rho$$ は電流密度である。 | + | $$\bm\rho$$ は電流密度である。 |
電荷が無から発生することはないとし、また、時間変化を考えると、電流はある任意の点において、入ってくる電流の和と出ていく電流の和は等しいといえる。 | 電荷が無から発生することはないとし、また、時間変化を考えると、電流はある任意の点において、入ってくる電流の和と出ていく電流の和は等しいといえる。 | ||
==第二法則== | ==第二法則== | ||
− | + | ファラデーの法則を用いる。 | |
\[\oint \bm E\cdot d\bm s =0\] | \[\oint \bm E\cdot d\bm s =0\] | ||
$$E$$ は電場である。 | $$E$$ は電場である。 | ||
任意の閉回路をとり電位差を足し合わせると0になる。 | 任意の閉回路をとり電位差を足し合わせると0になる。 | ||
すなわち、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなる。 | すなわち、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなる。 |
2020年4月20日 (月) 23:11時点における最新版
大学入試と「物理」において回路の方程式とは、回路の状態を表す手段の呼び名である。
大学入試と「物理」ではキルヒホッフの法則と呼ばれているものを用いる。
\[\newcommand{\bm}[1]{\boldsymbol{#1}} \]
第一法則
電荷保存を表している。 \[\div \bm\rho =0\] $$\bm\rho$$ は電流密度である。 電荷が無から発生することはないとし、また、時間変化を考えると、電流はある任意の点において、入ってくる電流の和と出ていく電流の和は等しいといえる。
第二法則
ファラデーの法則を用いる。 \[\oint \bm E\cdot d\bm s =0\] $$E$$ は電場である。 任意の閉回路をとり電位差を足し合わせると0になる。 すなわち、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなる。